さて、先ほどは個人的な骨折のお話につきあって下さり、ありがとうございます。
整理収納アドバイザー のYU-SHI(ユーシ)です。
ではでは、改めまして今回はオンラインでのお片付けのお話を!
ブログ上のメニューにも新しく追加しているのですが、オンラインで『片付くしくみ』を作る実践コースでは、実際にオンライン(ZOOM)でお客様のスマホと私のパソコンをつないで、お片付けに困っていらっしゃる部分を実際に見せていただきながら、一緒に物の整理や収納をおこなう『オンラインで一緒に整理収納・お片付け』をします。
こちらのお客様はなんと、もう毎週末欠かさずこの作業をされて、もう昨日で6回目!!
なんと素晴らしい!!
たまにあわせて6回ではなく毎週末、連続して6回というのが本当に素晴らしいことだと思いませんか?
平日はフルタイムでお仕事をされながらも、毎週末、土曜日か日曜日に必ず朝から1時間半から2時間、一緒にお片付けをこれまで6週連続されています。
お客様いわく、私と一緒に週末朝からこれをするのが習慣といいますか、そのあとが気持ちよく過ごせて、さらにどんどん綺麗に快適になってくるのでやみつきでそれで習慣になっていらっしゃるようです。(私も何より嬉しいことです。)
コロナの感染者数が増えてきた夏の終わりくらいからオンラインでキッチン(食器棚・キッチン本体)のお部屋の片付くしくみ化をしているのですが、お客様の頑張りはどんどんカタチと効果で表れ、取り組み前の姿と大きく変わってきました。
ここまでの成果の一部をビフォアーアフターでご覧ください!
一部をご紹介しました!!
もともとお片付けに悩まれ依頼をされたお客様が、オンラインなので私は現地に行かずスマホの中からなので、お客様がひとりでここまで頑張って整理収納なさいました。
一体どうやったらこうなるの?!
と思われたかもしれません。
何をしているかといいますと私と一緒にお客様はまず物と向き合い、そして一緒に仕分けをおこなっていきます。
仕分けをしたら大まかな配置を提案しながらとりあえずそこの配置で置いてみて数日様子を見られたりしながら、過ごしていただき意見を伺います。
そしてまた私の方でさらに詳しく、総合的に考え、整理収納のプロとして適切だと思われる配置や収納用品、収納方法を検討し、図面に書いてご提案します。(これを収納プランニングといいます)
私はこここそがキモだと思っています。
なぜなら私の提案したい整理収納は、ただ以前より片付いて綺麗になればそれでOKではなく、なるべく体に負担がなく、時短になり、家事のラク、楽しいにつながる整理収納であり、そうするにはどうしたらいいかを全力で考え、収納用品もくまなく探し検討し図面化していきます。
それにより家事や片付けがラクになったり以前よりとても快適につながったり、維持がしやすい、まさしく片付く仕組みが出来上がるからです。
私の場合はご提案プランをCADという図面を書くソフトで書くことでミリ単位で細かく収納提案をしています。
そしてその提案をもとに、お客様と一緒に話し合いながら最終的な配置・収納用品・収納方法を決めていきます。
ちなみにですが、提案を見られてから、それでどの収納グッズを選ぶかはお客様の自由です。
ご予算の兼ねあいでもともと持っている物を優先的に、または全てセリアやダイソーで・・・という方もいらっしゃれば、長く使うし収納の空間を無駄なく活用し、少し値段が上がってもピッタリ合うものを・・・というお客様も、そこは自由です。
今回もまずは一番おすすめの物をご提案しました結果、お客様はご提案通りに選定されました。
例えば今回、お客様はお料理をしっかりされる方で包丁を合計8本お持ちだったのですね。
でもキッチンに備え付けの包丁差しは4本まででしたので、残りの4本が収まっていなく、取り組み前はこのような形で収納されていました。
↓この中の赤丸のところにありました。(計4本)
↑これは急いでいるときや他の調理道具を取ろうと気を取られているときなど手を切る恐れがあり、とても危ないですね。
そこで現状の収納のサイズに合わせ、ちょうどいいもの、そしてインテリア的にも合いそうなものをピックアップしたのちご提案させていただき、下の写真の物を選ばれました。
山崎実業さんのタワーシリーズの包丁差し。
なんと4本が全部おさまるという奇跡!!
これで使いたいときにすっとスマートに取り出せ、戻すときもすっと定位置に戻しやすく、なにより危なくなくなりました。
先ほども言いましたように私の仕事では、ただ整理して収納で終わりではなく、なるべく使い勝手がよく、そしてその片付いた状態が維持できるような収納提案をしています。
どんな収納グッズを選んだらいいのだろうか、どのサイズを買えばうちに合うのだろうか・・・ということで悩まれる方は多いと思いますがそういった悩みからも解放されます。
このようにしっかり片付く仕組みさえできればあとは深く考えず、もとも場所に戻すだけで普段の片付けは終わります。
どこに入れようか?あ、入らない、他にスペースなかったっけ?
あれ?スペースがない。収納するためのワゴン、今度買わなきゃ・・・
しっかり片付く仕組みができていないとこのようにずっとずーっとお片付けをやらないといけないかもしれません。
わたしはその時間をお客様自身が楽しいと思えることに時間を使ってほしいと願っています。
ぜひみなさんも片付くしくみを一緒につくりませんか?
こちらのお客様の実践はまだまだ続きます・・・(^^♪